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勘三郎逝く [着物で歌舞伎]

すっかり放ったらかしだったこのブログ、記録を見ようと思い久しぶりにアクセスしたら、奇しくも最後に勘三郎の公演を観た感想でストップしていました。その後もほぼ月2回のペースで歌伎を観ていたのですが。。

最後に勘三郎の舞台を観たのは今年3月、平成中村座における勘九郎襲名披露公演での「傾城反魂香」のおとく。訃報を聞いてパッと思い出したのは昨年11月の復帰公演での「お祭り」で、以前のようなハリがなく、苦しそうだったのが気になった事を覚えています。

仁左衛門をずっと追いかけている私でも勘三郎の芝舞台は思い出せない位何度も観ました。髪結新三とか四谷怪談のお岩とか、籠釣瓶とか特に世話ものを思い出しますが、そんな中、一番印象が強いのが92年歌舞伎座「荒川の佐吉」の辰五郎で仁左衛門丈にハマるきっかけになった演目。

最近では09年、四役早替りの「怪談乳房榎」。旧歌舞伎座の桟敷席で観たんだけど、目の前の花道を走る勢いがハンパじゃなくて、とにかくそのパワフルさに圧倒されました。あとはコクーン歌舞伎「佐倉義民傳」の木内宗吾。熱演だった。

最後に「これは素晴らしい」と思ったのは今年2月、新橋演舞場での勘九郎襲名公演「鈴ヶ森」で久しぶりに吉右衛門と共演した白井権八でした。

歳を重ねた勘三郎の演技の凄みを観たかった。もっともっと若手にその芸を伝えて欲しかった。しかしなによりもう一度、ただただ勘三郎の舞台を、文句言ったりしながら当たり前に観たかった。悲しくてなりません。

写真はコクーン歌舞伎「桜姫」のお練りで見た勘三郎。
kanzaburo.jpg



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